航空券の予約はANA楽パック、JAL楽パックが超オトク
ホテルに宿泊しても「特割」より安くなる!
飛行機で羽田-伊丹を移動する人におすすめしたいのが、楽天トラベルの楽パックだ。
この商品はANA楽パック、JAL楽パックの2種類があり、ANA/JALそれぞれの航空券とホテルの宿泊がセットになっている。
宿泊場所の手配は別に必要ない…という人も、じつは楽パックを利用すれば、特割等で別途航空券だけを購入するよりもグーンと安くなる場合がある。
楽パックは航空券とホテルの宿泊がセットになっていると述べたが、ホテルの宿泊は1泊だけでもOKだ。
たとえば往復1週間の日程で航空券を予約する場合でも、すべての日にホテルの宿泊が必要なわけではなく、そのなかの1日だけでもホテルを予約すれば割引的な料金が適用される。
楽天トラベルのサイトから、実際に「ANA航空券+宿泊」を選んで検索してみよう。
たとえば本日(2017年10月3日)、下記のような条件で航空券とホテルを検索してみると…。
【往路】10月10日(火) 伊丹→羽田 12:00発 ANA024便
【復路】10月17日(火) 羽田→伊丹 16:00発 ANA033便
【宿泊】10月15日(日)から16日(月)までの一泊二日のみ。
上記のような条件で、往復の航空券とホテル一泊の費用の最安値は、下の画像のように税込21,600円だ。
ANAの公式サイトから特割で、上記条件の航空券を購入すると、下の画像のように航空券だけで27,680円になるため、ANA楽パックがいかにオトクかがよくわかると思う。
特割より6,000円も安くなった!
ANA楽パックやJAL楽パックの価格は、予約をおこなう日と飛行機の搭乗日の関係によって変動し、また飛行機の発着時刻によっても変わる。
そのため希望の時間帯の飛行機を予約しようとすると、料金が高くなる場合もある。
また、当然だがホテルのグレードや宿泊エリア、混雑具合によっても価格が変わってくるが、ある程度時間的、条件的な余裕を持って予約すれば、大抵は往復の航空券とホテル一泊コミで税込21,600円の商品が見つかるはずだ。
また、ちょっとした豆知識として、一泊する宿泊日を日曜日から月曜日に設定すると、安い価格帯がヒットしやすくなる。
需要と供給の関係で価格が変動するので、いろいろな条件で検索してみるといいだろう。
JAL楽パックも同様の傾向があるが、個人的にはANA楽パックのほうが、料金的に有利な条件が見つかりやすい傾向にあると思う。
クーポンやポイントも余さず利用する!
そして楽パックでは、ときどき下の画像のように「1500円割引クーポン」が表示されることもあるので、積極的に利用したい。
21,600円から1,500円の割引がつくと、ホテル一泊付きの料金が20,100円になる。
楽天のサービスなので、このほか1%のポイントがつくことも考えれば、実質的な負担は2万円以下だ。
ANAやJALのダイナミックパッケージなど、航空券とホテルをパックにしたサービスはほかにもあるので、自分にマッチしそうなものをいろいろ試してみよう。
新幹線の座席はどこが最適? エクスプレス予約なら簡単に指定!
新幹線の指定席には、3人掛けと2人掛けの席があるけれど、みなさんはどこがお好み?
どこが最適かは人によって好みがあると思うが、ここでちょっと整理してみよう。
エクスプレス予約(EX予約)サービスで指定席を選ぶときは、下記のようなシートマップから選択することになる。
恐らくAかEかの窓際を選ぶ人が多数派だと思う。
私も基本的に窓際派だが、AかEなら、3人掛けのAのほうを選んだほうが、隣に人がこない確率が高いのではないだろうか。
指定席を予約する際、シートマップを見ると、たいてい2人掛けの窓際のほうから売れていくようだが、ちょっと混んでくると今度は通路側の席が埋まっていくため、2人掛けの窓際は意外と「隣に人がいる」という状況になりやすい。
隣の人と「どっちが肘掛けを使うか」みたいなことで心理戦をしたくない人は、3人掛けの窓際を選ぶのが無難だと思う。
ただ、もっと混んでくると、今度は3人掛けの中央の席にも人が座ってくる。
こうなると、3人掛けの窓際は結構な圧迫感がある。
トイレに行くときなんかは、2人を飛び越さないといけないので、「すみません」と何度謝りつつ脱出…みたいな感じになる。
そこで、頻尿気味の人やニコチンを一定期間に補給しないとイライラするような人は、あえて通路側の席をおさえるという手もある。
とくに、一仕事終えて車内でビールをガブガブ飲みたいな〜なんてときは、必然的にトイレが近くなるので、通路側を選択しておけば余計な気遣いをしなくていい。
車窓が見られないのは残念だが、通路側は開放感があり足も組みやすい。
ただ2人掛けの通路側は、やっぱり隣に誰かが座る可能性が高いので、私は通路側のときも3人掛けのほうを選ぶようにしている。
最後に、3人掛けの中央の席だが、ここはもう最後の手段的な扱いだ。
両隣に人がいると相当な圧迫感を感じるので、私の場合、中央しか空いていないときは、予約する列車をズラすこともある。
それでも中央しか空いていないことも年に何度かはあるが、そのときは両隣に肘掛けを制圧されつつ、もうフテ寝するしかない。
ということで、いつも2人掛けの窓際を反射的に選んでしまう人は、ほかの席もいろいろと試してみよう。
中央以外でね(笑)。
航空機のチケット代は、曜日や時間によって結構違う
新幹線と並んで、東京−大阪の移動手段のメインとなる航空機。
羽田−伊丹間の場合、JALもANAもチケット代金を同等に寄せてきているが、曜日や時間によって金額が大きく異なる点は要注意だ。
たとえばこの時期、月曜日の午前中にANA便で伊丹から羽田に向かいたいときは、特割でも14,000円以上と、けっこう高めの設定になっている。
しかし、1日早く、日曜日の午前中に移動するだけで、下記の写真のように3,000円くらいチケットが安くなる。
これくらい安いと、たとえば出張時に1日早く前乗りして、浮いたお金に2,000円ほど足してビジネスホテルに泊まる…なんて選択肢も出てくるだろう。
ちなみに、日曜の夜はビジネスホテルも安くなる傾向にある。
このほか、早朝の時間帯もチケットが安いことが多く、私は羽田から伊丹に向かうときは、たいてい朝イチの便を抑えている。
この時期だと、土日は10,890円、平日でも11,490円という設定が多いようだ。
6時台と9時以降で3,000円以上も違うから、まさに「早起きは三文のトク」といった感じだ。
航空機をよく使う人にとってはとても基本的なことかもしれないが、同じ特割のチケット代金だけでも、これだけ変わってくるのだから、ふだんは新幹線派…という人は、金額をしっかり比較しておこう。
エクスプレス予約サービスのICカードを再発行したよ
長年、エクスプレス予約サービスのICカードを酷使していたせいか(笑)、自動改札にタッチしても反応しないことが増えた。
磁気が弱るなど、カードの不調であることは明らかなのだが、自動改札でエラーが出ても有人の改札を通れば特に問題ないので、そのまま放置していた。
が、ここのところ自動改札でのエラー率が100%に近づいてきたので、ついにカードを再発行することに。
エラーが出たときに、駅員さんに再発行の方法を聞いたところ、ICカードの裏面に記載されている問い合わせ電話番号に電話をしてください…とのこと。
いわれるがまま電話したところ、そのまま再発行の手続きをする窓口に回してもらうことができ、その場で申し込みが済んだ。
こんなに簡単なら、さっさと再発行しておけばよかった…。
申し込みから2週間ほど経ったころ、新しいICカードと、古いカード(壊れたカード)の返信用の封筒が届いた。
この9月から新サービスもはじまったことだし、カードのデザインが変わってないかな〜とちょっと期待したが、以前とまったく一緒(笑)。
古いカード(奥)は、ちょっと黄ばんでますな…。
新しいカードが届くまでは少々時間がかかるものの、手続き自体はカンタンなので、ICカードの調子が悪いな〜なんて人は、さっさと申し込んじゃいましょう。
狩野恵輔選手の引退試合を甲子園で見てきた
2017年9月27日、甲子園球場に阪神-広島のウエスタン・リーグ(二軍)公式戦を見に行った。
お目当ては、この日、引退試合をおこなう狩野恵輔選手。
このブログのテーマからは少し外れてしまうが、えらく感動したことがあったので、記事として残しておこう。
阪神タイガースの二軍は、ふだんは阪神鳴尾浜球場をメインに試合をしている。
今期の最終カードとなる阪神-広島の3連戦も、鳴尾浜球場での開催が予定されていたが、掛布雅之2軍監督の退任、そして狩野選手の引退試合の実施によって多くのファンが惜別に訪れることが予想され、27日、28日は急遽甲子園球場で開催されることになった。
年に何度か、甲子園球場で2軍の公式戦がおこなわれるが、1軍の公式戦では座れないような良い席で気軽に観戦できるのは魅力だ。
チケットは1,000円で内野席のみの販売になるが、基本的に早い者勝ちの自由席なので、開門と同時に突撃すれば、とんでもなく良い席に座れることも。
27日は狩野恵輔選手の引退試合ということで、やはりたくさんのファンが訪れたようだが、試合開始1時間前に球場に入った甲斐あって、なかなか見やすい席をキープすることができた。
売店も営業していて、この日はビールの売り子さんも出動。
いつも通り、試合前の練習を眺めている時点で酔っぱらってしまうが、これも球場での観戦の醍醐味だろう。
肝心の試合のほうだが、2軍戦ということで、いわゆる鳴り物応援はなし。
そのぶん、投球がミットにおさまるたびにバシッという音がハッキリ聞こえ、バットがボールを捉える音の違いで、打球の鋭さが臨場感たっぷりに伝わってくる。
個人的には、応援で盛り上がるより、じっくり試合のなりゆきを見守りたいほうなので、文句なしの環境だった。
狩野選手は4番DHで出場。
先発のマウンドは、右足の腓骨骨折から復帰を目指すメッセンジャー投手というサプライズもあった。
カープのスタメンも1番天谷選手、2番梵選手、3番堂林選手、4番エルドレッド選手…と馴染みのあるメンバーで、選手名がコールされるたびにワクワク感が高まる。
天気も曇り空ながら、なんとか持ちそうな気配だ。
2軍戦らしく、スピーディーに試合が進むなか、狩野選手は3打席目まで凡退。
打席に立つたびに声援が飛び、たとえ凡退しても、ベンチに戻る際に拍手が送られていた。
そして8回の裏、先頭打者として狩野選手が4回目の打席に向かおうとするとき、カープのベンチからピッチャー交代のコールがあった。
ここでマウンドにあがったのは、なんと江草仁貴投手。
2010年までタイガースに在籍し、2005年、2007年、2008年、2009年と50試合以上の登板を4度も記録してブルペンを支えた勇姿は、阪神ファンなら誰もが覚えているだろう。
ライオンズ、カープと渡り歩いた江草投手もまた、今シーズン限りでユニホームを脱ぐ。
このあたりから涙腺が危うくなり、狩野選手が江草投手のボールをとらえた瞬間は思わず声が出た。
かつてバッテリーを組んだこともある2人の勝負は、二塁打という結果に。
二塁ベース上から、狩野選手が江草投手のもとに歩み寄り、抱擁。
涙を拭いながらマウンドを降りる江草投手に、両軍ファンから声援が飛ぶ。
あたたかい、夢のような時間はまだ続く。
9回の表。
この回からマウンドにあがった伊藤和雄投手が二死をとったところで、掛布監督が投手交代を告げるためにマウンドに行く。
コールされたのは、安藤優也投手。
そしてDHを解除し、狩野選手がマスクを被った。
タイガースの現役選手として、2003年のリーグ優勝を知るのは、もうこの2人だけだ。
2003年、安藤投手は主力としてリーグ優勝を経験したが、狩野選手が一軍初出場を果たしたのはその翌年。
2009年には、狩野選手は127試合に出場し、安藤投手とも開幕戦をはじめ、たびたびバッテリーを組んだ。
いいときも、悪いときもあっただろう。
その2人が、同じシーズンに引退を決意し、最後にバッテリーを組む。
野球の神様を感じた。
努力を重ね、自分の仕事に懸命に打ち込んできた人には、それにふさわしい場が用意される。
そして9回の裏、同点のままラストイニングを迎えた。
二死ランナーなし、3番バッター陽川尚将選手が打席に立つ。
ネクストバッターズサークルには狩野選手。
カープの中村亘佑捕手は、外角を大きく外したところにミットを構える。
かくして狩野選手のまさかの5打席目が実現した。
球場全体が余韻を味わうようなムードに包まれ、やがてゲームセットのときを迎えた。
試合後は、まずカープのウエスタン・リーグ優勝のセレモニーがあった。
カープファンはもちろん、タイガースのファンからもあたたかい拍手と声援。
カープの2軍監督が、一塁側のスタンドに向かって、ひときわ長く、深く頭を下げていた。
水本勝己2軍監督だ。
テスト生としてカープに入団するが、一度も一軍の試合に出ることなく、わずか2年で現役を引退した。
その後、ブルペン捕手を15年以上も務め、異例ともいえる指導者に抜擢。
ブルペンコーチ補佐にはじまり、3軍統括コーチ、2軍バッテリーコーチなどを経て、2軍監督にまで上り詰めた人物だ。
ここにも、地道に人生を積み上げてきた人がいる。
カープのセレモニーのあと、狩野選手の引退の挨拶があった。
狩野選手の子どもたちによって、花束が贈呈される。
どれほど誇らしいことだろう。
タイガースのナインによって、狩野選手が胴上げされる。
ムードメーカーの今成亮太選手の姿が目立つ。
今成選手は、今年まだ一軍での試合出場がないが、それでも腐らず、グラウンドではいつもと同じ姿を見せてくれる。
同じ捕手から野手に転向した身として、狩野選手の背中をどのような気持ちで見送ったのだろうか。
ナインから胴上げをされる狩野選手を、カープの選手たちと見守る江草投手。
胴上げが終わると、狩野選手が江草投手を手招きする。
タイガースナインの輪のなかに、赤いユニフォームを着た江草投手が招き入れられ、宙を舞う。
野球を好きでよかった。
俺も今日から、自分の場所でがんばる。
エクスプレス予約(EX予約)で新幹線を安く!
東京-大阪の新幹線移動が多い人にとって、御用達になりつつあるエクスプレス予約(EX予約)。
まだ知らない人は、めっちゃオトクで便利なので、この機会に要チェック!
エクスプレス予約は、JR東海エクスプレス・カード(上記写真奥のカード)やJ‐WESTカード「エクスプレス」の会員が利用できるほか、手持ちのクレジットにエクスプレス予約のサービスを紐付けして利用すること(プラスEX会員)もできる。
年会費が1,080円かかるものの、スマートフォンやパソコンからさっと予約し、駅の改札もEX予約専用ICカード(上記写真手前のカード)を使ってささっとスルーできてしまう。
実際に私も愛用しているが、たとえば新大阪駅に向かう電車のなかでスマホから予約してしまえば、ダイレクトに新幹線の改札を通れるので、時間がないときなんかに超便利。
もちろん、座席指定もスマホからできる。
エクスプレス予約(EX予約)のおトクな料金設定
料金設定もおトクで、年会費はすぐにペイできる。
たとえば東京-新大阪の普通車指定席は13,370円と、普通の切符より1,080円も安く乗れる(通常期)。
2017年9月2日からはサービスの改訂があり、早得商品がさらに魅力的になった。
早得商品とは、文字通り早く予約することで料金がオトクになるサービスだ。
東京-新大阪間での例をいくつか挙げてみよう。
EX早特…乗車日の21日前までに予約すれば、「のぞみ」の普通車指定席がオトクに乗れるサービス。
乗車駅を朝6:00~6:59および昼11:00~15:59に出発するのぞみに限られるが、東京-新大阪なら片道11,000円と、3,450円もオトク!
EXグリーン早特…乗車日の3日前までに予約すれば、乗車駅を6:00~6:59に出発する「のぞみ」と、終日の「ひかり」のグリーン車をオトクな料金で利用できるサービス。
東京-新大阪なら片道14,400円と、通常の切符の普通車指定席と同等の金額でグリーン車に乗れる!
とくにグリーン車未経験の人は、ぜひ一度、乗ってみることをおすすめしたい。
ゆったりスマホでもイジるもヨシ、ノートパソコンで仕事をするもヨシと、すんごい快適にすごせるよ!
EXこだまグリーン早特…乗車日の3日前までに予約すれば、「こだま」のグリーン車がめちゃくちゃオトクになるサービス。
東京-新大阪なら片道11,200円とまさに破格!
各駅停車のこだまだけに、東京-新大阪を移動するのに4時間ほどかかるが、グリーン車の快適性をたっぷり味わえ、個人的にはイチオシ。
私はノートパソコンを持ち込んでよく車内で仕事をしているが、オフィスで仕事をするより集中力が増すのか、とんでもなく仕事がはかどる(というか、仕事以外にやることがないので、仕事をせざるを得ない)。
たまに車窓に目をやると気分転換になるし、停車時間が長い駅では、ちょこっとホームに降りて駅弁を買い込んだりする楽しみもある。
また後日、実際の道中のレポートしたい。
JR東海エクスプレス・カードのグリーンプログラム
さらに、JR東海エクスプレス・カードやJ‐WESTカード「エクスプレス」の会員なら、ポイントを貯めてグリーン車を追加料金ナシで利用できるグリーンプログラムという特典も利用できる。
たとえば東京-新大阪なら、一乗車あたり90ポイントがたまる。
1000ポイントたまれば「のぞみ」のグリーン車を利用でき、800ポイントなら「ひかり」のグリーン車を利用可能。
東京-新大阪を6往復すれば1000ポイント以上貯まるので、月イチで東京-大阪を行き来する人なら、半年に1回は追加料金ナシでグリーン車を利用できちゃう計算だ。
実際、私もちょくちょく特典を利用しているのだが、普通車指定席の料金でグリーン車に乗れてしまうと、ちょっと周囲のお客さんに申し訳ない気がしつつ、ちょっとした優越感を感じたり。
「グリーン車には興味ないよ」という人は、手持ちのクレジットカードを利用するプラスEX会員でもいいと思うが、年に6回以上、東京-新大阪を往復するような人は、JR東海エクスプレス・カードなど、グリーンプログラムを使えるカードをチョイスするのがおすすめだ。
東京-大阪の移動手段まとめ
東京-大阪の移動といえば、新幹線オンリーみたいな人も多いのではないだろうか。
私も最初はそうだったのだが、毎回新幹線ばかりだとなんだか飽きてしまって、東京から大阪に向かうときなんかに名古屋駅の手前で「ただいま、三河安城駅を定刻で通過しました」みたいなアナウンスを聞いて、まだまだ先は長いな〜なんてウンザリすることも…。
そこで、新幹線以外にも航空機や高速バスなど、いろいろな移動手段を試してみたところ、なんだか移動が楽しくなってきた。
新幹線だって、「のぞみ」だけじゃなく、あえて各駅停車の「こだま」に乗ってみることで、新しい発見があったり。
いまでは、安く移動できる方法から、早く移動できる方法、ラクに移動できる方法、そして楽しく移動できる方法まで、そのときの気分、体調、フトコロ具合などによってチョイスしている。
ブログ初回となる今回は、そんな東京-大阪のいろいろな移動手段をまとめてみることにした。
新幹線
東京-大阪の移動手段としては、やっぱり王道といえる存在。
事前の予約が基本となる航空機と違い、当日でも難なく切符を購入できる柔軟性はメリットの1つ。
新大阪-東京間は自由席なら13,620円、14,250円(ともに通常期)ほどかかるが、「EX予約(エクスプレス予約)サービス」を使えば、普通車指定席は13,370円で利用できる。
EX予約サービスには、乗車日の21日前までに予約をすることで、「のぞみ」の一部列車の東京-新大阪間が11,000円になる「EX早特21」など、おトクなサービスもある。
東京-大阪の移動が多い人には、EX予約サービスはかなり使えるので、このブログでも後々詳しく取り上げたいと思う。
航空機(格安航空も含む)
ANAやJALといったレガシーキャリアのほか、最近は格安航空(LCC)も選択肢に入ってきた。
まずANAやJALでは、クレジットカードのポイントを交換するなどして得たマイルで特典航空券を獲得すれば、年に何度かは無料で東京-大阪を行き来することも可能だ。
格安航空も魅力的な選択肢だが、ジェットスター、ピーチとも成田空港、関西空港の発着になるので、空港までのアクセスに難がある。
しかし、最安のチケット価格帯は4,000円を下回り、またセール期間は破格といえるほどのチケットも登場するので、アクセス難を十分にカバーできるメリットはある。
在来線(青春18きっぷ、夜行列車等も含む)
在来線での移動は、JRが春・夏・冬のシーズンに売り出す「青春18きっぷ」の活用が基本になる。
大阪-東京間は在来線を順調に乗り継いでも9時間ほどかかるため、まぁ苦行には違いない。
しかし、青春18きっぷは1日あたり2,370円でJR全線が乗り放題になるため、コスパ的には数ある移動手段のなかでも最強といってもいいだろう。
タイム・イズ・マネー的な考え方もあるが、途中下車OKなので、東京-大阪の移動を、単なる移動時間ではなく、イベント性を持った楽しい時間に演出することもできる(ということにして自分をだます)。
おすすめの立ち寄りスポット等もあるので、青春18きっぷについては、ほかのページで詳しく説明しよう。
青春18きっぷ以外では、寝台特急「サンライズ出雲」も興味深い選択肢だ。
大阪に停車するのは上り列車だけになるので、大阪→東京の移動時にしか使えないが、いまどき寝台特急で東京に向かう…ということにロマンを感じる。
普通車指定席なら、指定席特急料金を合わせても12,180円と、じつは新幹線よりも安く移動できるのも魅力だ。
夜行バス
夜行バスの価格はピンキリだが、基本的に乗り心地がよくなるほど、料金が高くなると考えていい。
4列シートの夜行バスなら、3,000円程度で乗れるバスもあるが、どこででも寝られる…みたいな便利体質の人じゃないと、かなりキツい移動になることが予想される。
ただ最近は「ほぼ個室」みたいな豪華なシートをウリにしている夜行バスもあるので、自分の体調や寝つきの良さと相談して選ぶのがおすすめだ。
夜、寝られさえすれば、考えようにとってはホテル代も一泊浮くわけだから、なかなか合理的な移動手段ともいえなくもない。
マイカー(バイクも含む)
現実的には、移動時間、費用ともに、あまり活用することのない移動手段だろう。
ガソリン代と高速料金で新幹線並みの費用がかかるうえ、移動時間は青春18きっぷ以下というデメリットが目立つ。
物好きな私は車、バイクともに東京-大阪の往復を試してみたこともあるが、「やっぱりないな」という結論になった。
ただし車でグループ移動するときなどは、ガソリン代や高速料金を人数分で割れるため、費用的なメリットが出てくる。
友達の多いリア充さんなんかは、みんなでワイワイ移動するのも楽しいだろう。
移動手段のまとめとしては、だいたい以上のようなパターンになるが、ほかに面白い移動法を思いついたときは追加していきたい。
新幹線のEX予約サービスや、航空機の特典航空券やLCCなどは、東京-大阪の移動が多い人の強い味方になるので、ほかのページで詳しく説明していていこう。