ピーチ、ジェットスターの格安チケットはホントにオトク?
飛行機で東京-大阪を移動するときの選択肢として、ANAやJAL以外にも検討したいのが、ピーチやジェットスターといったLCCだ。
ピーチやジェットスターの東京−大阪間は、通常期でも3,000円台からの運賃が用意されている。
ピーチやジェットスターは諸費用も要検討
ピーチやジェットスターは、なんといっても航空券の安さが魅力だが、運賃以外にも諸費用が必要になる。
たとえばピーチの場合、関西空港から成田空港行きの便を予約すると、運賃以外に関西空港国内線旅客サービス施設使用料が410円、成田空港国内線旅客サービス施設使用料が440円かかる。
これはLCC専用ターミナルの使用などに関する費用だろう。
そして、代金の決済にも手数料がかかり、たとえばクレジットカードを使用すると、440円の手数料が加わる。
ピーチの場合、関西−成田間での運賃が3,490円からになっていることが多いため、チケット代の総額としてはおおむね下記のようなイメージだ。
・運賃 3,490円
・関西空港国内線旅客サービス施設使用料 410円
・成田空港国内線旅客サービス施設使用料 440円
・支払手数料(クレジットカードの場合) 440円
【合計】4,780円
運賃は需要と供給のバランスで決まるため、席が埋まってくればどんどん高くなる。
その一方で、ときどきセールで2,000円台の運賃が登場することもある。
セール情報はピーチのメルマガに登録しておけば配信されるため、利用を検討している人はチェックしておこう。
このほかの料金として、重い荷物がある場合は別途追加費用がかかるなど、LCCの料金設定はかなり細かくなっている。
具体的な予約・購入法hあ、下記のページにまとめている。
上記の記事はピーチの場合で説明しているが、ジェットスターも似たような感じだ。
ジェットスターを予約・購入するときの具体的な手順は、下記の記事をチェックしてほしい。
www.tokyo-osaka.tokyo
関空−成田便は空港までの交通費もチェック
もう1つ、ピーチやジェットスターを利用するときの注意事項として、関西空港や成田空港までアクセスする際の交通費もチェックしておく必要がある。
たとえば大阪駅から関西空港まで行く場合、JRの関空快速で1,190円かかる。
伊丹空港なら、阪急線とモノレールの組み合わせで420円で済むため、770円ほど余計にかかってしまう計算だ。
成田空港に行く場合も、東京駅−成田空港はJRと京成線の組み合わせで1,125円かかる。
羽田空港だったら、JRと京急線の組み合わせで572円で済むため、その差額は553円だ。
先ほどのチケット代総額にこの差額を足すと、下記のようになる。
・関空−成田チケット代総額 4,780円
・関空と伊丹の交通費差額 770円
・成田と羽田の交通費差額 553円
【合計】6,103円
合計6,103円と、それでもANAやJALで東京−大阪を移動する場合の半額程度におさまるので、とにかく安く移動したい人には有力な選択肢になりそうだ。
ただし、空港までの移動時間についても、成田空港や関西空港まで向かうのに相応の時間を要することは忘れないようにしよう。
安い運賃を見つけるコツ
運賃は需要と供給のバランスで決まると書いたが、なるべく早めに予約したほうが、安い運賃を見つけやすいだろう。
曜日によっても需給バランスの傾向がハッキリあって、週末や月曜よりも、火曜から木曜までの期間のほうが、最安値のチケットをおさえやすい。
あとは、ピーチ、ジェットスターともに、頻繁にセールをおこなっているので、メルマガ登録をしておくといいだろう。
関西−成田間は、びっくりするほど安い価格にはなかなかならないが、逆に競争率もそう高くないため、比較的セールの恩恵を受けやすいかもしれない。
セール開始から数日経っても、まだ最安チケットが残っている場合もあるので、とりあえずマメにチェックしておこう。